こんにちは、熊谷有芳です。
国府台ダブルスが終演してから旅行を2回もしています。
楽しい毎日。
ごはんもよく作っています。
健康的な毎日。
実は、「国府台ダブルス終演しました」という文章をひそかに書いていたのですが、ちっともまとまらない&頭デッカチで楽しい読み物にならないので筆が進まず発表できずにいました。
なので、サクッと書きますね。
国府台ダブルス『卒業式、実行』、1ヶ月前に終わりました。
ご来場の皆様ありがとうございました!
短い公演期間でしたが、もう一作の『いざ、生徒総会』もあわせて沢山のお運びまことにありがとうございました。
●衣装
今回の衣装は大変でした〜
なんせキャスト総勢36人!
細かい衣装チェンジのぞくと40コーデ。
全部で何着かなんて数えたくもないよね!
一人一人、初演から引き続きの衣装だったり、苦労したりの経緯があるのですが、書くのに1週間くらいかかりそうだから割愛。
聞かれたら答えます。
●いざ、生徒総会
初演より格段によくなってて、本番観て超楽しめました。
稽古段階もなんども見てたけど、大きめの劇場空間との親和性が高くて5話の「いざ、生徒総会」は圧巻でした。
生徒会長役の池内さんには初演から「髪型は茶髪のロングストレートで。キューティクルを作ってください」と言ってましたが、
客席のど真ん中に立たされた生徒会長が叫び、訴え、後ろを向いて髪の毛がキラキラつやつや光るたびに「こういうところが大切なんだよなぁ…」ってグッときました。
ご本人の美髪に感謝。
●卒業式、実行
この作品はやる度に大変な思いをする笑
いやでも、いい改作になったと思います。
初演のライトな雰囲気もよかったと思いますが、再演の方が見せ場がそれぞれ増えたりと、満足感は増したんじゃないかしら。
自分の話をさせてもらえば、とにかく在校生の言葉のシーンをいただけてよかったです。
初演ではちょっと物足りないと思ってた部分なので。
卒実サイドと生徒会長のスタンスをバキっと分けようというところから稽古が始まって、細かな変更をして進んでいきましたが、
在校生の言葉の直前に明確に榎並と熊谷が対立して国歌の斉唱について懇願されるシーンと、そこへ連なるための中田先生のお話。
顕史郎さんも「あそこは全然コメディじゃない」と言ってましたけど(ほんとその通りでした)、
あの一連が物語の転機となるので、そこを重厚にやれたことはよかったと思います。
台本初見の初読みの段階で、わたしは、知らずと培ってきた国府台高校への思いが爆発して大泣きしてしまいました。
初読みは苦手ですが、それまでの状況・前提が揃ってたからそういう事になったんだと思います。
我ながら意外な出来事でした。
「在校生の言葉」の小道具。
途中で読むのをやめてしまうんですが、当然、本当はその続きもあって。
それも考えて書いてみたんですが難しかったです笑
文体とか適当だし同じことの繰り返しで見せれたものじゃないですけどチラリとだけ。
●国府台ダブルス
結果的に、この2作を同時上演できてよかったなーと思います。
始めは「なんでこの2つ?」と思いました。
(こちらでも喋ってます↓)
でも、結果的にすごくいい公演だったなーと思います。
『ナイゲン』が有名になるのは嬉しいけど、それだけじゃないぞと。
ほかにも面白いのあるぞと。
だし、こんだけの人数が集まって2つの作品を上演して特に交わること(特定のキャラクターはどっちにも出演とか)もなく。
でもお互いにお互いの作品を意識したり、はたまたしなかったり、
「自分の知らない生徒もまた同じ高校に通う生徒」という、知ってたり知らなかったりみたいな把握しきれない様子自体が、学校に「通う」ことと重なって見えて、すこしだけ青春をまた味わえたような、そんな感じ。
そして、こんなにも沢山の俳優さんと一気に出会えたことがもう、かけがえのないことです。
卒実はもちろん、いざにも衣装として顔を出していたから、稽古でどういうところに苦戦してるかとかも知ってたし、いつもそっと見守ってました笑
衣装のことがあって大変なことの多い現場でしたが、いい冬を過ごせたかなと思います。
もう、春の息吹を感じる頃ですわい。
沢山の方と出会えたしあわせな公演でした。
もちろん、多くのお客様にも。
改めまして、ありがとうございました。
国府台ダブルス『卒業式、実行』
生徒会長役
アガリスクエンターテイメント 熊谷有芳
さて!
春は春でアガリスクの本公演がありますせ!
こちらも要チェックや!
チケット発売は3/1(日)午前10時!
またお知らせします。